2012年4月24日火曜日

自然の見方・とらえ方2012


去年も書きましたが、今年も「シニア自然カレッジ」の第1回「自然の見方・観察について」の授業をしてきました。今回は季節的なタイミングがほんの少し早かったようで、イチョウもマツもサクラも、去年より少し早い感じでしたが、お天気に恵まれ、楽しい1日となりました。

今年もおじいさんおばあさんと呼ぶには若すぎる感じの「ヤングシニア」のみなさん19名が受講されました。少し前までは親の世代と言っていたのですが、もうすっかり世代が変わってしまった感じです。自分がその年に近づいているということですが…。

午前中はいつものとおり、植え込みや街路樹、雑草などを観察しながら、自然の見方・とらえ方というお話をしました。これは私の「ウリ」のプログラムなのですが、今回もかなりいい感じで進行することができました。全員に感想を言っていただきましたが、「感動した」という言葉がたくさん出てきて、うれしかったです。イチョウの花、マツの花、タンポポ、ススメノエンドウの観察が特に好評でした。

午後は、西原公園で、自然を素材にしたゲームをしてみました。こちらもいつものお得意プログラム「1分間ゲーム」「色あわせ」「同じもの探し」をしました。第1回の講座ということで、受講生同士が相談、協力して進めるようなものをやってみたところ、非常に好評でしたが、午前中のような観察の方がよいという方もおられたようです。

今年は講義にパワーポイントを使えるということで、それを作っただけで、あまりバージョンアップはできませんでした。スタッフの方のお話によると、1年間の講座の最後のアンケートで、第1回の私の講座が一番印象に残っているという方もおられるとのこと。来年もますます頑張って、さらによい講座になるようにしたいと思いました。

最後に一言感想を書いていただきました。こちらは主に午後の感想が多いようですが、まとめていただきましたので、以下に紹介します。

・グループで色々な遊びをして楽しかったです。天気も最高でした。

・今日の気付  落葉一つ同じものがない。人も同じだと感じました。本日はほんとうにありがとうございました。

・この教室に参加することが楽しみになりました。

・天候にもめぐまれ、太陽の下で五感を使って楽しく学べ?ました。

・最近年のせいか、命を実感することが多くなりました。いのちには限りがあるが必ず次に(子)受け継がれていくことも理解できることが多くあります。今日も、その時間を沢山もたしていただきました。

・楽しく遊びました。感動もいっぱい感じる事を大切に感性を研ぎ澄ます訓練をしていきたい。

・色々な木の新しい花など知らない事ばかりで身近の木の見方を変えて楽しもうと思います。

・見ると観るとは大違いで、新しい世界が拓けた感があります。これからの授業が楽しみになりました。これからも、これ以外のことにも新しいことに取り組んでいきます。

・一日楽しく遊んでいただきました。(楽しいのが第一です) 

・景観の一部でしかないものと思っていた木々や草が生き物であると気づけたことは大きな収穫になりました。

・五感を使って観ることの大切さや自分の観察力のなさを感じました。これからはもっと季節を楽しめると思います。

・天候に恵まれて楽しかった。ゲームよりも詳しい観察の方がいい。

・自分に対して専門的な知識を持っている人が多いので、いっしょにおつきあいできるか心配だった。しかし、楽しくグループになって楽しめてよかった。何も知らない私でも、楽しくやっていけそうです。

・たとえば楠の葉一枚でもさまざまな色合い、色のミックスの微妙さなど、自然のふしぎさ、豊かさなど感じられました。心豊かにゆっくり向き合っていきたいと思います。

・自然の中の生き物は本当に休みもなくがんばって新芽や花をつけ可愛く、又関心しまして、又皆様に申し伝えたいと思っています。楽しい一日でした。有難うございました。

・第一回の講座で自然の見方、観察についてお話を聞きました。その後のフィールドワークも楽しかったです。

・植物の観察で今まで素通りしていた事柄が興味深く説明してもらい有意義であった。身の回りのものを観察するとのこと、変化を見ることは誰でもできることであり、重要なことと思う。

・よく見る草木でも見えない物が有り 新発見



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